『鬼滅の刃』名言

失っても、失っても、生きていくしかないんです。

失っても、失っても、生きていくしかないんです。

By 竈門炭次郎(『鬼滅の刃』より)

『鬼滅の刃』にて、婚約者を鬼に殺されてしまった青年に対し、主人公の炭次郎がかけた言葉です。

その場面ではそのようなニュアンスは無かったと思いますが、「生きてさえいれば、必ずまた得られるものもある。」という事まで考えると、少し希望が湧いてくるのではないかと思います。

「捨てる神あれば拾う神あり」という様に、どんなに辛い喪失を経験したとしても、いつか必ずその傷を癒してくれる様な素晴らしい出会いがあるはずです。

例えば友達や恋人の事を考えると、人間は有限の時の中を生きていますから、全員と友達になって同じように接する事もできなければ、たくさんの人を同じように愛する事も出来ません。

どれだけ別れが辛く感じられても、それは新たな出会いの伏線なのかもしれません。

仕事でも趣味でも同じことが言えます。何かを失う(または手放す)という事は、必ず何かを手に入れるという事です。

別れと出会い、捨てる事と拾う事、失う事と得る事、これらは全て表裏一体なのです。

しかし、当然の事ながら生きていかなければ拾う事も出会う事もありません。

だから生きましょう。失っても、失っても。