「初心忘るべからず」って言うけどね、終心も忘れちゃ駄目だよ。
だってさ、もし今日が世界最後の日だったら悔いの無い様に全力で生きるでしょ。
そのくらいの気持ちで毎日を過ごせたら大したもんだ。
By 管理人
「初心忘るべからず」という諺があり、これもまた大切な事なのですが、私は「終心」も決して忘れてはならないと近頃は思います。
例えば家族であれペットであれ、いなくなって初めて有難みが分かるという事は往々にしてあるものですが、出来る事ならいなくなる前にその気持ちを大切にしたいものです。
仕事をする時には「この仕事が最後だとしたらどのように取り組むか」、
誰かと過ごす時には「今日が最後だとしたらどのように接するか」、
何かを練習する時には「明日が本番ならどのように練習するか」、
生活の中の一つ一つをそんな風に考えたら、世の中は有難い事ばかりだと気が付くことが出来、感謝の気持ちをもって一つ一つの感情を噛みしめながら、全力を出せるようになるのではないでしょうか。
もちろん、我武者羅に頑張るばかりでは疲れてしまいますから、お布団に入る時にも、
「これが最後の睡眠だったらどのように寝るか」
と考えて、お布団の温もりと有難みを感じながら眠りにつきたいですね。