脳にとっての楽園とは不変である事。例えそれが怒りや憎しみだとしても。
心にとっての楽園とは愛と感謝に満ちた世界だ。
いつでも心に従って生きよう。
By 管理人
脳は変化を嫌う性質があると言われています。
例えその時の感情が怒りや憎しみだったとしても、それを抱いている状況を変えない、変わらない状態が脳にとっては楽園なのです。
しかし心にとっての楽園とは愛と感謝に満ちた世界です。当然の事ながら、怒りや憎しみの感情は害悪でしかありません。
それ故、人を赦すという事は非常に難しい事なのです。人を赦すという事は「赦せないでいる状態」からの脱却、即ち「変化」を意味するからです。
心が相手を赦したいと願っていても、脳がそれを許さないのです。
しかし、脳にとっての楽園の「楽」は「楽しい」ではなく「ラク・さぼり」を意味します。
その楽園に居続ければ、脳はどんどん退化していきます。
それに対して心の楽園の「楽」は、「楽しい」や「極楽」を意味します。
その楽園に居る事で人は常に平穏な気持ちで生活でき、その平穏は周囲の人々にも安寧をもたらすでしょう。
どちらの楽園が良いかは言うまでもありません。
だからこそ、人を赦す勇気を持ちましょう。人を赦し、前に進める者こそ真の勇者なのです。